1.遠方にお住まいのE様が、「堺市で相続したマンションをより高値で売却できた事例」

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堺市における、「相続不動産を損せずに売却」するまでを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市北区 種別 マンション
専有建物面積 80.24m² 築年数 42年
成約価格 1,540万円 間取り 3LDK
その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は愛知県にお住まいの50代のE様です。
お父様がお亡くなりになり、E様は妹様と堺市内にあるご実家のマンションを相続することになりました。
E様も妹様も遠方に住んでいるため、ご実家であるマンションに移り住む予定はありませんでした。
E様姉妹は話し合った結果、売却し、その売却益を平等に分割することを決めました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続したマンションをなるべく高く売却したい。

E様姉妹は2人で分割しても満足いく金額がほしいと思い、相続したマンションをなるべく高く売りたいと思っています。

Souzoku 不動産会社の探し方・選び方

なるべく高く売ってくれそうな不動産会社をネットで検索して探し、

  • 全国規模の一括査定サイト
  • 地元の不動産会社

の両方に無料査定を依頼して、高く査定してくれた方に相談する事にしました。
「地元の不動産会社」も候補に入れた理由は、E様が知人に相談した際、「地域に詳しい不動産会社の方が売れやすい」という話をされたためです。

Souzoku E様の「トラブル・課題」の解決方法

E様の「トラブル・課題」の解決方法

査定結果は、どちらも同じ価格となりました。
E様姉妹は最終的に査定結果と併せて「高く売るコツ」について説明を差し上げた弊社に好感を持ってくださったようで相談いただきました。

1.マンションを高く売るコツ

・高値が付きやすいタイミングに売却する
一般的にマンションを高値で売りやすいタイミングは、2、3月です。
新生活を新居で迎えるために購入される方が多く、1年を通してマンション需要が最も高くなります。
他の月よりもマンションの購入を検討する人が多くなるため、値引きをせずに早く売れる可能性が高いといえます。
少しでも高く売却したい場合は、2、3月に契約できるように、余裕をもったスケジュールを組むようにしましょう。
・リフォームやハウスクリーニングを行う
高く売るコツとして内覧者に良い印象を与えることが重要です。
築年数の古いマンションであれば一部をリフォームやハウスクリーニングを行い綺麗な状態にしておくことが効果的でしょう
必ずしも行う必要はありません。
リフォームやハウスクリーニングの費用は売主の負担になるため、売却の際に費用が回収できない可能性があります。
劣化が気になるようであれば、不動産会社に相談してから検討することをおすすめします。

2.結果

マンションのある堺市は多くの人が通勤する大阪のベッドタウンとして需要が集まりやすいです。
加えて、最寄り駅であるJR阪和線「上野芝」には徒歩8分で行ける好立地にあり、通勤・通学がしやすく、高値で売却できる見込みは十分にあります。

E様の相続したマンションは丁寧に住まわれていたため、修繕箇所や劣化もなく、需要面から考えても特にリフォームを行わなくても売れやすいと判断し、ハウスクリーニングのみを行ってから売却することにしました。

売り出したタイミングもよく、売却を開始してから2ヶ月後に買手が見つかり、想定していた価格より少し高めに売却することができました。

2.大阪市にお住まいのR様が、「堺市のローンが残るマンションを相続したが、返済を回避し売却した事例」

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市南区 種別 マンション
専有建物面積 70.65m² 築年数 25年
成約価格 2,350万円 間取り 3LDK
その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は大阪市にお住まいの30代のR様です。
お父様がお亡くなりになり、ご実家の堺市にあるマンションを相続することになりました。
マンションはお父様が25年前に購入したもので、ローンの返済が完了していない状態です。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続したマンションのローンをどうにかしたい。

R様はもし、ローンが残っていても売却できて、「売却額」が「ローンの残債」を上回れば、ローンの完済に加え、利益が得られるかもしれないと思い、不動産会社に査定などを含め一度相談することにしました。
思ったような形で売却できなければ、「相続放棄」をしようとお考えでした。

Souzoku 不動産会社の探し方・選び方

R様は現地で査定してもらうことを考え、地元の不動産会社に相談することに決め、ネットで探し、

  • 売却に特化している
  • 相続についての知識がある

上記2点を重視して、いくつかの不動産会社に目星を付けました。
「相続についての知識がある」点を重視した理由は、ローンが残るマンションが売却できなかったときに「相続放棄」の相談もしたいと思っているからです。

Souzoku R様の「トラブル・課題」の解決方法

ローンが残っているマンションを相続した場合は、被相続人が「団体信用生命保険」に加入していたかがポイントとなります。

1.団体信用生命保険とは

「団体信用生命保険(団信)」とは、住宅ローン契約者が死亡または高度障害などにより支払いができなくなったときに、保険会社が残りの住宅ローン分を銀行に払うことを保証する制度です。

つまり、被相続人が団信に加入していれば、もしローン返済中に死亡してもローンの残高がゼロになるため、相続人にローンが持ち越されずに物件を相続することができます。

多くの場合、団信へ加入することは住宅ローンを契約する際の条件となります。
ただし、団信は誰でも加入できるわけではなく、健康状態が基準を満たしていることが必須です。

団信に加入しているかどうかは、以下の方法で調べます。

  • 住宅ローンを返済中の金融機関への問い合わせ
  • 金銭消費貸借契約証書での確認

R様は、お父様が住宅ローンを組んでいた金融機関に問い合わせたところ、団信に加入していたことが分かったため、手続きに移ることにしました。

2.手続きの手順

団信に加入していた場合、以下の手続きをしなくてはいけません。

〈団体信用生命保険(団信)に加入していた場合の手続きの流れ〉

1. 金融機関への連絡:住宅ローンの名義人が亡くなったことを金融機関に報告する
2. 金融機関へ書類の提出:必要書類(団信弁済届・死亡診断書など)を提出し、審査を受ける
3. 完済証明書の受領:保険金が支払われたという証明書を受け取る
4. 相続登記と抵当権抹消登記を行う:物件の名義を相続人に変更し、抵当権抹消登録を行う

保険会社の審査が通れば、銀行に直接保健金が支払われ、住宅ローンは完済されます。

住宅ローンが完済された後、相続登記と抵当権抹消登記を行います。
これらは自分でも手続きをすることができますが、専門家に依頼することも可能です。

3.結果

3.結果

R様は、弊社がご紹介した司法書士に登記を依頼し、無事に手続きを完了されました。
その後、売却活動を開始し、わずか3ヶ月で買い手が見つかり、ご実家を現金化することに成功されました。

ローンの負担を抱えることなく売却益を得ながらマンションを手放すことができたため、R様には大変ご満足いただいています。

3. 堺市にお住まいのS様が、「相続したマンションを売却することで、ローン返済の道筋が立った事例」

Souzoku お客様の相談内容

物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市堺区 種別 マンション
専有建物面積 72.05m² 築年数 35年
成約価格 1,200万円 間取り 3DK
その他
相談にいらしたお客様のプロフィール

お客様は堺市にお住まいの40代のS様です。
お父様がお亡くなりになり、市内にあるマンションを相続することになりました。
マンションはお父様が22年前に購入したもので、ローンの返済が完了しておりません。
お父様が「団体信用生命保険」に加入していれば、S様が住宅ローンを負担する必要はありませんが、未加入であったため、S様が住宅ローンも引き継ぐことになりました。
しかしS様は、ローンを返済する余裕がなく、マンションを手放すことをお考えです。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続したマンションのローン支払いが負担になるため、どうにかして手放したい。

S様は今後のローンの返済が負担になるため、物件を手放したく、「売却」できないかと考えました。
もし売却がうまくいけば、ローンの返済がなくなるだけではなく、現金が手に入るのではないかと思ったのです。

Souzoku 不動産会社の探し方・選び方

S様は、マンションをなるべく高く売ってくれそうな不動産会社をインターネットで探しました。その際に

  • 売却実績が豊富
  • 地元に密着している

といった点を重視して選ぶことにしました。
「地元に密着している」点を重視した理由は、地域性に合った高く売れるコツを教えてくれると考えたからです。

Souzoku S様の「トラブル・課題」の解決方法

S様の「トラブル・課題」の解決方法

S様は売却を希望していたので、ローンの残債がある不動産を売却する方法について解説しました。

1.住宅ローンの残債がある不動産を売却するには

住宅ローンの残債がある不動産を売却するためには、「アンダーローン」状態なのか、「オーバーローン」状態なのかを明らかにすることが必要です。

そのために事前に確認しておくべき2つのことは以下です。

  • ローンの残債額の確認
  • 不動産の査定額の確認
・アンダーローン(ローン残債額<査定額)の場合
売却金額で住宅ローンを完済できるケースです。
通常の不動産と同様に売却手続きを進めることが出来ます。
無事に売却が決まれば、売却代金で住宅ローンを完成し、抵当権の抹消手続きを行います。
売却益がでた場合は、相続人のものになります。
・オーバーローン(ローン残債額>査定額)の場合
売却金額でローンを一括返済できないケースです。
この場合は「自己資金で補填」または「住み替えローンの利用」を考えます。
どちらも難しい場合は、任意売却を検討します。任意売却での売却後に残る債務についての支払いが生じるため、相続放棄を検討することも一つの手段です。

2.「結果」

S様が相続したマンションは、ローンの残債を上回る査定額でした。
従って、そのまま売却手続きを行い、売り出してからおよそ4か月後に売却が成立し、ローンを完済することができました。

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