1.高槻市にお住まいのI様が、
「知識0から不動産相続して、
売却時にかかる税金を節約した事例」

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  • 1.高槻市にお住まいのI様が、「知識0から不動産相続して、売却時にかかる税金を節約した事例」

堺市の物件を相続し、初めて不動産手続きに取り組んだ事例を3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市西区浜寺昭和町 種別 一戸建て
面積 285㎡ 築年数 45年
成約価格 2,800万円 その他 なし

相談にいらしたお客様のプロフィール

I様は高槻市にお住まいの50代の男性です。
2年前にお母様が亡くなられて堺市にある一戸建てのご実家を相続し、現在は空き家となっています。ご実家を住み継ぐ予定はなく、売却を希望していました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続した実家を売却したい。その際できるだけ売却時にかかる税金を節約したいが、不動産の売却は初めてで手続き方法が分からない。

I様は高槻市にお住まいで相続した堺市の実家を住み継ぐつもりはなく、売却を検討しています。また売却時にかかる税金の節約も考えていました。

Souzoku 相談する不動産屋さんの探し方・選び方

I様は相続手続きと税金対策について詳しそうな、堺市の不動産会社を探す事にしました。
インターネットで堺市にある不動産会社のHPを何件かみて、

  • 現状の要望を把握した上で、的確なサービスを提案してくれる
  • 豊富な専門知識を誇るスタッフが、手厚くサポート

といった記載があり、様々な依頼に対応していると感じて依頼先の不動産業者を選びました。

Souzoku I様の「トラブル・課題」の解決方法

まずはI様が相続された不動産を査定しました。
想定される売却額から「特定空き家の3,000万円特別控除」が適用できる事をご説明しました。

「特定空き家の3,000万円特別控除」とは、

被相続人が住んでいたご実家や土地を相続した相続人が一定の条件を満たしており、ご実家や土地を譲渡した際、譲渡所得から3000万円が控除される特例になります。

適応に必要な一定の要件は下記になります。

  • 被相続人が相続の開始の直前まで居住していた家屋である
  • 耐震リフォームまたは取壊しがされている
  • 相続日から起算して3年を経過する日の属する12月31日までに譲渡する
  • 昭和56年5月31日以前に建築さらた家屋であること
  • 区分所有建物登記がされている建物ではない
  • 売却代金が1億円以下である
  • 平成28年4月1日から令和9年12月31日までに譲渡すること

参考: 堺市 空き家等の譲渡所得の3,000万円特別控除に係る確認書の交付について

I様の相続されたご実家(空き家)は、平成7年に起きた阪神・淡路大震災の後に耐震リフォームを行っており、その他要件も満たしていました。

また特例を受けるにあたって必要な書類の収集や売却につながるアドバイスなど、初めての不動産売却をできる限りサポートさせていただきました。

2.「結果」

売り出し当初から何件かお問い合わせをいただき、5か月で成約となりました。
I様は今回「特定空き家の3,000万円特別控除」を適用できた事で大幅な節税となり、また売却額につきましてもご満足いただけました。

2.東京都にお住まいのN様が、
「堺市の一戸建てを兄弟で相続し、オンライン相談で売却した例」

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市中区深井中町 種別 一戸建て
面積 95㎡ 築年数 37年
成約価格 730万円 その他 なし

相談にいらしたお客様のプロフィール

東京都にお住まいの50代の男性のお客様です。
堺市にお一人でお住まいだったお母さまが急逝し、急遽ご実家の一戸建てを弟様と2人で相続する事になりました。
東京都にお住いのためオンラインでご相談いただきました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
急遽、弟と2人で堺市の実家を相続する事に。兄弟で話し合い売却する意向は固めたが、東京に住んでいるため、現地での手続き等は最小限にして、相続から売却まで完了したいと思っている。

N様は東京都に住んでおり、またご兄弟も遠方ですでにご自宅を購入済のため、相続予定の堺市のご実家は売却する事となりました。
ご兄弟から手続きを任されていたN様がご実家の相続と売却の手続きを行うことになりましたが、忙しくなかなかご実家のある堺市へ出向くことができないため、極力オンラインでの手続きを希望されていました。

Souzoku 相談する不動産屋さんの探し方・選び方

リモートで売却まで可能、且つ地元に根差した不動産会社に任せたいと思い、堺市にあるオンラインで相談が可能なところを探しました。
ホームページを見て、

  • 堺市での売却実績が多い
  • オンライン相談が可能
  • 相続手続きが未了でも相談可能
  • 相続登記・相続税対策・残置物撤去まで一貫して行える

とページに書いてあった事が決め手となり相談する不動産会社を決めました。

Souzoku N様の「トラブル・課題」の解決方法

N様はご兄弟と2人で堺市にある相続するご実家の売却を希望されていました。
N様はご兄弟からは手続きのすべてを任せると了承を得ていたので、東京都に住むN様のご負担にならないよう、極力オンラインで相続の手続きから不動産の売却までアドバイスさせていただく事なりました。

今回はN様が手続きのすべてを一任されていたため、ご兄弟の2人で相続したご実家の売却で得た金額を均等に分割する「等価分割」をご提案させていただきました。

1.「等価分割」の手続き

「等価分割」は相続した財産を売却し現金化してから相続人で均等に分ける方法です。
今回は相続する財産が不動産で、ご兄弟とも協議済という事もありこちらの方法を提案させていただきました。

「等価分割」を行うにはまず不動産の登記を相続人に変更しなければなりません。その際下記2種類の方法があります。今回は「単独登記」で手続きを進め「遺産分割協議書の作成」についてもアドバイスさせていただきました。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

名義人 メリット デメリット
単独登記 代表者1名 不動産を売却する際の手続きが簡単 代表者の負担が増える
共同登記 相続人全員 登記が実態に即しているので税金関係などの問題が起こりにくい 不動産売却時に全員の署名押印が必要なため手間がかかる

また売却にともないご実家の残置物の整理をされる際も引っ越し業者を紹介するなど、極力N様のご負担を軽減させていただきました。

2.「結果」

N様のご実家の残置物を整理後に、関西圏を中心に幅広く営業活動を行った結果、約6か月で売却する事に成功しました。
売却後N様は譲渡税を支払いお手元に残った現金の半分をご兄弟にお渡しし手続き完了となりました。相続から売却までオンライン相談をメインに対応させていただいた事でN様のご負担を軽減できたと思っています。

3.大阪市にお住まいのY様が、「ローンが残るマンションの売却に成功した事例」

Souzoku お客様の相談内容

売却物件 概要

※表は左右にスクロールして確認することができます。

所在地 堺市北区中百舌鳥町 種別 マンション
面積 72㎡ 築年数 21年
成約価格 2,600万円 その他

相談にいらしたお客様のプロフィール

大阪市にお住まいの40代女性のお客様です。
Y様のお父様が亡くなられて、お住まいになっていたマンションを相続されました。このマンションはローンの返済が完了しておらず、Y様は移り住んで返済を続けるつもりはないため、売却を希望していました。

Souzoku 解決したいトラブル・課題

課題
相続したマンションはローンが残っており、今後住む予定もなくローンの支払いも負担になる事から売却を決意。売却金額でローンが完済できないかと思っている。

Y様はお父様が一人で住んでいらした中百舌鳥駅から徒歩圏内のマンションを相続されました。このマンションは20年前に購入しましたが、まだローンの返済が完了していませんでした。
相続したマンションに移り住む予定がなく、月々のローンの返済も負担となるためこのマンションは売却し、売却金額でローンの完済を希望していました。

Souzoku 相談する不動産屋さんの探し方・選び方

ローンが残っているマンションを売却する事ができるのか、またその場合いくらで売却できるか、不動産会社に相談する事にしました。

  • 住宅ローンの残債があるまま売却が可能
  • 堺市でのマンション売却の実績が豊富
  • 高値での売却を目標としている

ホームページに上記記載があり、口コミも好評だった不動産会社に決めました。

Souzoku Y様の「トラブル・課題」の解決方法

Y様が相続したマンションの査定を行い、譲渡所得税や各諸経費を差し引いて手元に残る金額でローンの返済が可能かをご説明しました。

1.住宅ローンが残っているマンションを売却する方法

基本的に、住宅ローンが残っている状態ではマンションの売却はできません。

ただし物件の売却時に住宅ローンが完済できていればいいので、売却額でローンの完済ができない場合は、不足分を自己資金で補填すれば売却可能です。

その他ローンが残っていてもマンションを売却する方法は、例外的な方法も含めて4パターンになります。

① ローンの残債より売却額が高い場合

売却金額で住宅ローンが完済できる方は、まず不動産会社に査定をしてもらい、不動産会社の仲介のもとマンションを売却します。
売却金額の決済が完了したタイミングで住宅ローンを完済し、買い主に引き渡しをします。

住宅ローンのある不動産には抵当権(不動産を担保とする権利)がついているため、売主は抵当権の抹消手続きが必要です。
住宅ローン完済後から引き渡しまでは迅速に行う必要があるため、司法書士に依頼しましょう。

② ローン残債より売却額が低く自己資金で補填する場合

マンションの住宅ローン残債よりも査定額が低く、ローンが完済できない場合でも、自己資金を合わせて完済できれば売却可能です。

物件の売却決済時に自己資金を投入し、住宅ローンを完済しましょう。その後の流れは①と同様になります。

③ ローン残債より売却額が低く住み替え用の住居購入費とまとめて再度ローンを組む場合

これは住み替えを目的としている場合しか利用できない「住み替えローン」です。
売却後の残債と住み替え用の住宅購入費を足した金額で改めて住宅ローンを組みます。
融資実行日が新規に購入する物件の引き渡し日となるため、売却と購入の引渡日を同日にする必要があります。
スケジュールが厳しく、変動金利しか選べないといったデメリットがあります。

④ ローン残債より売却額が低くローンを完済することができない場合

債権者(お金を貸している人)の合意を得て売却を行う任意売却をする事になります。
任意売却は住宅ローンを滞納している事が条件になります。

通常の売却相場に近い価格で取引できるため、相場価格より6割~7割程度の安い価格で取引される競売を避けるためによく使われる手段です。

住宅ローン滞納の過程で、ブラックリスト登録(信用情報機関による事故情報登録)されるというデメリットがあるので注意しましょう。

2.「結果」

Y様が相続したマンションは中百舌鳥駅から徒歩圏内という好立地にあるため、ローン残債よりも高い額での査定となりました。
売り出し後も約4カ月で売却に至り、ローンを完済しました。その後弊社で紹介した司法書士によって抵当権の抹消手続きが行われ無事引き渡しとなりました。

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